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2018年2月28日   好評につき増刷して書泉に追加納品しました、また自家通販の体制を変更しました

2018年1月11日   正誤表を作成しました(申し訳ございません)

2018年1月9日  書泉グランデ・書泉ブックタワー・オンラインでの委託販売が決定しました

2017年12月22日 特設サイト公開

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(2)城東電気軌道百年史別冊PDF版を公開しています

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  百年史をもっと知るための参考文献・資料ガイド

  ○ 城東電気軌道を自分で調べるための図書館・公文書館活用ガイド

  ○ 本誌未収録データも含むExcel版詳細資料編

 

 [C93新刊] 城東電気軌道百年史

 

 1917年12月30日に錦糸町と小松川を結ぶ私鉄として開業した城東電気軌道は、2017年末で100周年を迎えました。後に都電ネットワークに組み込まれ1972年に廃止されたこの電車の歴史は、これまでどの鉄道専門書にも取り上げられることなく「幻の電車」として忘れ去られつつありました。

 本書では城東電気軌道を主導した4人の経営者に焦点を当てて、1910年の出願から1937年の東京乗合自動車合併までを中心に計画の変遷と挫折を描いた、日本初の城東電気軌道の解説書です。

 交錯する様々な企業グループの思惑、そして戦争・災害・恐慌に翻弄される同社の姿から戦前日本の実像が浮かびあがります。同社に関心のある方のみならず、近代史・産業史に興味のある方にもお勧めです。

 

○ 本編 全204ページ モノクロ

○ 本文160ページ(約9万字、側注300以上、図版70以上)

○ 資料編30ページ(関係者150名以上の人名録、株主名簿、年表など  

内容紹介

城東電気軌道に関する情報は、鉄道雑誌、専門書、論文、webのどこにもありません。本書の制作にあたっては、国立公文書館の『鉄道省文書』や東京都の公文書をベースに、当時の新聞・経済誌・紳士録・会社録から情報をひとつひとつ洗い出し、各方面の論文・専門書の見地を積極的に取り入れて執筆しました。いち鉄道会社の記録に留まらない、戦前日本の経済史・産業史を俯瞰する本としてご覧いただける内容になりました。


本編は全8章からなっており、それぞれの時代を主導した4人のリーダーを中心に、時代ごとの城東電気軌道が置かれた状況と経営目標、計画と挫折を描いています。

京成電鉄の創立者である本多貞次郎や、東京地下鉄道や鶴見臨港鉄道にも関わった大川平三郎など比較的名前の知られた人物から、謎に包まれたキーパーソン千葉胤義まで、当時の史料を中心に徹底的に調べました。


本文中には70以上の図表を添えて分かりやすく解説しています。地理的関係を把握しやすいように、当時の地図や路線図などをベースとした概略図を今回のために多数制作しました。城東電気軌道出願全路線図、直営及び子会社の乗合自動車全系統図もご用意しました。

さらに巻末には資料集・年表付き。一部の史料はコミケ終了後にExcel版詳細データをweb上で公開予定です。


城東電気軌道の専用軌道跡は多くが緑道公園に転用されており、今もその痕跡を確認することができます。

右の写真は現在の南砂緑道公園と都電時代晩年(1968年)の同位置を比較したものです。緑色のガーダー橋は越中島貨物線の線路で、今も「城東電軌こ線ガード」の名前が残っています。

[右写真提供] c6210 / PIXTA(ピクスタ)


城東電気軌道百年史 目次

 

[本編]モノクロ 204ページ

第一章 1910-1912 本多貞次郎 P.06-25
 第1節 江東地帯の成り立ち
 第2節 鉄道時代の到来
 第3節 城東電気軌道の発起
 第4節 本多の軌道ネットワーク計画
  補遺1:その後の江東電気軌道
  補遺2:本多貞次郎と武州鉄道

第二章 1912-1913 千葉胤義(上)P.28-52
 第1節 新たな企業家集団の参加
 第2節 松戸延長線計画
 第3節 江戸川電気と大倉組
 第4節 電灯会社と電鉄会社

第三章 1913-1914 千葉胤義(中)P.54-74
 第1節 第二次追加発起人
 第2節 城東電気軌道株式会社の創立
 第3節 利根発電からの受電計画
  補遺3:船橋延長線計画と行船人車軌道

 

第四章 1914-1915 千葉胤義(下)P.76-88

 第1節 大城東電気軌道構想の断念
 第2節 廣澤・千葉体制の終焉

第五章 1915-1920 尾高次郎 P.90-106
 第1節 事業の整理と再始動
 第2節 延長線計画の見直し
 第3節 尾高次郎の死
  補遺4:尾高次郎と東京運河土地

第六章 1920-1927 大川平三郎(上)P.108-126
 第1節 関東大震災と郊外化
 第2節 大島・砂町支線計画
 第3節 江戸川線の建設
  補遺5:高柳淳之助と城東電気軌道

第七章 1927-1936 大川平三郎(下)P.128-150
 第1節 経済の暗転と苦難の時代
 第2節 大東京市の成立
 第3節 行き詰まる城東電気軌道
 第4節 バスに活路を求めて

終章 1937-2017 城東電気軌道後史 P.152-164
 第1節 再生と崩壊
 第2節 戦後の江東鉄軌道計画

資料編 P.166-184
年表 P.186-199
あとがき P.200

 

 

[別冊]フルカラー 12ページ

 

城東電車を訪ねて

 小松川線めぐり

 砂町線めぐり

 洲崎線めぐり

 江戸川線めぐり

 

路線図MAP

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側注スタイルで出典や詳細解説を網羅

70以上の図表で分かりやすく解説

役員任期表・営業成績・株主名簿・人名録

年表など30ページ以上の豊富な資料集付

C93現地販売分は特典として別冊付

※増刷時にデータ版を無償公開予定